呼び戻しの合図以外での呼び戻し

いつでもどこでもより確実な「呼び戻し」ができるように
トレーニングしておくことは大事です。

「呼び戻し」のための合図のトレーニングをすることはもちろんですが、
それ以外に飼い主さんとなにがしかを行うこともトレーニングしておくと
結果的に「呼び戻し」としてつかえることを増やすことにもなります。

例えば、チンレスト(あごを特定の場所に乗せること)。

こちらは、以前にインスタグラムに投稿した動画です。

この前に、「あご」の合図で目の前の手の平にあごを乗せることを
トレーニングしています。

距離があったとしても「あご」の合図は、あごを手の平にのせることに変わりはありません。

そのためには、まず手の平があるところまでまではちえちゃんが移動することになります。
こちらに来るというの動きが途中に入るので、「呼び戻し」としても使えるということです。

 

再び少しアレンジですが、そのまま少し移動してもらいたいときは
(例えば、においを嗅いでもらいたくない汚いものがすぐそばにあるとか、
苦手な他人やほかの犬がすぐそばにいるとか。)
次のようなトレーニングをしておくと「あご」がさらに役に立ちますよ。

はちえちゃん、楽しそうなボディーランゲージです。
楽しいイメージで覚えたことは、実際に使おうとしたときに
取り出しやすい道具として機能します。

チンレスト以外にも、ハイタッチや鼻タッチなども呼び戻しにも
使える行動です。

以前、うちの抹茶に「田畑抹茶ちゃん」と私が言ったら一声吠えるという
行動を教えました。
抹茶が遠くにいる時にその合図を出してみましたら、
大急ぎで私のところへ来て、目の前で一声吠えました。

呼び戻しのために教えたわけではないですが、結果呼び戻しにもなったのです。
「田畑抹茶ちゃん」「ワン!」は、いつも抹茶が目の前にいる時にやっていたので
それを再現するために私の目の前まで来たのです。

教えているときの環境も条件付けされるということです。
さらに、抹茶にとって好きな行動であったから
早くやりたくて急いで戻ってきたのだと推測します。

どういったことでも合図で楽しく実行できる行動のレパートリーが
あるといざという時に役に立つかもしれません。
使えるツールがいくつかあるとひとつしか持っていないものが
機能しなかったときに大いに助けられます。

「芸はしなくていい」とよく聞きますが、ちょっとした空き時間に
ご愛犬と楽しめる簡単な行動を合図で実行できるよう練習してみてください。

トレーニングは双方向のコミュニケーションの時間にも
ご愛犬の脳トレにも運動にもなりますよ。